はじまりはじまり

ここ最近は何かと落ち着かない日々を送っているのだが、こうしてコンビニバイトの休憩中にiPhoneに向かって文字を打ち込むことができているのでまだまだ限界は来ていないようだ。

 

四月に入り身の周りの色々なことが新しくなっている。ほぼ週6入っているバイト先では就職の為に2人が店を辞め、その身体のほとんどが嫌味で構成された店長との勤務も自然に増え、人の嫌な部分を勝手に増幅させる自分の特殊能力も相まって、ストレスフルな毎日が続いている。辞めたうちの1人は夜勤専門で働いていた為に、その穴を埋めるべく店長が駆り出されている。店の売り上げを考え、上司へのご機嫌取り、面倒な客への対応、派遣のバックレ、そして夜勤である。それらのストレスを夕勤の入れ替わりそして朝勤の入れ替わりで発散する為にそれら全てを食らっているのでラディッツの一撃から悟飯を守ったピッコロ気分だ。修行して魔貫光殺砲を習得することにした。

店長は世代も離れているし共通の話題がほぼない。自分は音楽が、特に歌謡曲やフォークが好きなので年老いた店長にも話せるかも、これは良い、と思い「音楽は何聴きますか?」と満面の作り笑いで質問したところ、「僕音楽聴かないから」と根本から焼き払われてしまい、脳が溶けた。末代まで祟ってやる。

そんな店長と夜勤→朝勤として入れ替わり、今日が始まったわけだが、今日は自店のレギュラーが誰もおらず姉妹店から来たヘルプと一緒に働いている。このヘルプがクソの塊、糞塊君として姉妹店でぶいぶい言わせている奴なので困った。そいつが触ったところは腐っていく為、レジのスキャナーが使い物にならず、商品のスキャンができない。コンビニでレジが使えないのは致命的と言うか、なんというか、どこでもそうだろ、と言われればそれまでだが。

まあ腐るはずはないので所謂話を「盛った」のだが、そいつは友人とルームシェアをしていて、家があるにも関わらず険悪になったかなんだかでその家には帰らず、漫画喫茶に寝泊まりしているらしく(どこにそんな金が)、渋谷の山手線ガード下と同じ匂いがするのでこれくらいの表現は許してほしいし、助けてほしい。

客でガード下野郎が来る分には問題はない。1時間も一緒にいるわけではないからだ。ただガード下が身内にいるとなると話は別で、昼飯を食べながら、宅急便の荷物を運びながら、公共料金の支払いを受け付けている間ですら、ガード下を常に感じなければいけないのである。もう頼むからルームシェアでルームをシェアしてくれ。

 

もう一つ、新しいことと言えばお笑いの養成所に通いだした。かなり手頃なお値段でお笑いティーチャーから講義を受けられるのだが、場所が遠いのが玉に瑕である。ネタを完成させ、乗り慣れない電車に乗り、ガチガチになりながら披露し、アドバイスを受ける。四月も人生も始まっている。この間の授業終わりには勇気を出して話しかけた2人と我々コンビで居酒屋に行き、「せーので敬語を外すやつ」をやった。あれ苦手だな。

居酒屋といえば愛想の良いお姉さん店員に当たることを楽しみにしていくのが世の常識、絶対、大正解なわけだが、先日行った居酒屋で接客してくれたお姉さん店員が、会計が終わったあと外まで出て来てくれていた。普通の居酒屋ならあまり珍しくない光景かもしれないが(そうか?)、この時の居酒屋はレジの脇の扉を出るとすぐ階段になっていて、螺旋階段の様に下っていき、出口があるタイプだった。労働である。今思えば他の客の注文をサボりたかった、外の空気を吸いたかっただけだと思うが、何しろこちとらベロベロである。酔いどれ若大将である。お姉さん店員が降りて来ているのも知らず、一緒にいた相方にお姉さん店員の可愛さについて話していたところ、すぐ後ろにお姉さんが立っていることを知った俺は咄嗟に我が身を翻し、お姉さん店員に握手を求めた。もちろん体裁として応じてはくれたが、それまでである。人生まだまだこれからだ、というが地井武男は死んだのだ。

 

と、まあこの様な形で文章を綴って来たが、結局こんな感じでずううぅっといくから許してちょんまげ。という風にお送りしていきます。悪しからず。適当に酔ったらおしまいなのよ。

 

 

ブログ名「犯罪しなけりゃいいんだぜ」の由来は追って説明しようと思う。今日はこの辺でドロン!!!